情報 2013.03.20

平成25年度太陽光発電買取価格について

こんにちは!

愛知県豊田市の株式会社フカデン

エコ・プロジェクト推進室です!

 

太陽光発電の大きなメリットは、発電した電気の買取をしてもらえるという面です。

そこで気になる話題がこれ。「平成25年度の太陽光発電 買取価格」

現在平成25年度からの太陽光発電の買取単価が、経済産業省で話し合われており、

3月中に正式発表されます。現段階での委員会による検討は、以下のとおりです。

日本経済新聞2013.3.13の記事です。


太陽光発電の買い取り価格「37.8円」に、経産省委員会

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK13022_T10C13A3000000/

 経済産業省の調達価格等算定委員会は、2013年度の再生可能エネルギーの 調達価格と調達期間に関する意見をまとめた。10kW以上の太陽光発電の場合、2012年度の42円/kWh(20年間)を改め、2013年度は37.8 円/kWh(20年間)とした。10kW未満の場合、同じく42円/kWh(10年間)が、38円/kWh(10年間)になる。

 

 今後、経済産業大臣が、今回の調達価格等算定委員会の意見を尊重して、調達価格と調達期間を決める。なお、風力発電などのその他の分野は、2012年度の買い取り価格を据え置いた。

 

 太陽光発電の買い取り価格を引き下げたのは、システム費用が下がったからである。10kW以上の場合、2012年度の算定時に1MW以上の 設備の平均費用は32.5万円/kWだった。これに対して、2012年10~12月に運転を開始した設備の平均費用は28万円/kWに下落した。

 

 10kW未満の太陽光発電のシステム費用は、46.6万円/kW(2012年1~3月に補助金交付が決まった新築住宅設置の平均)から、42.7万円/kW(2012年10~12月に補助金交付が決まった新築住宅設置の平均)になった。

 

 調達価格等算定委員会の議論の過程では、太陽光発電の10kW以上500kW未満を別区分にする検討も行われた。2012年10~12月に 運転を開始した10kW以上500kW未満の太陽光発電システムの費用が、1MW以上の費用よりも高い値になっていたからである。具体的には、10kW以 上50kW未満が43.7万円/kW、50kW以上500kW未満が37.5万円/kWだった。

 

 これに対して、法律の中で「効率的に実施される場合に通常要すると認められる費用」と定めており、「最もコストが低い1MW以上を算定の基 礎として委員で合意した」、「10kW以上500kW未満の設備にも多くの申請があることから致命的な参入障壁になっていない」――などの理由で却下し た。

 

(日経エレクトロニクス 河合基伸)

 
 

[Tech-On! 2013年3月13日掲載]

 

こちらのとおり、太陽光発電設備自体の導入費用が減少傾向にあるので、

電力の買取単価も低くしていきましょうということのようです。

記事を読むと、10kW以上50kW未満、50kW以上500kW未満の設備に関しては

今後すこしばかり厳しい状況にも捉えられますが、買取単価が1割減ったとしても、

十分に利益を確保することができます。

下の図は、36円(外税)になった場合のシミュレーションです。

クリーンエネルギー事業が拡がっていきますように、

来年度以降もお客さまに喜んでいただけますように、努めてまいります!

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