尾鷲三木浦ソーラー

フカデンの太陽光発電事業

尾鷲三木浦ソーラー

三重県尾鷲市三木浦町、美しい漁港を望む山の斜面に私達の太陽光発電システム「尾鷲三木浦ソーラー」はあります。

発電容量と立地条件

1MWの出力容量の当発電所は2015年2月23日に発電を開始しました。
1MWという容量は、ちょうど三木浦町の世帯数 約300世帯の消費電力をまかなえるくらいの出力です。
この太陽光発電システムがある山の斜面は、近隣の道路工事やトンネル工事の際に出た残土を埋め立てた遊休地でした。
植樹をしても砕石で植物が育たない、そんな斜面の有効活用に太陽光発電システムを設置するというアイデアがうまれました。

雨量が多くても
日射量は全国平均

三重県の南部に位置する尾鷲市は、全国の市区町村の中でも五本の指に入るほど降水量の多い市です。
雨の日は太陽光が雲に隠れ、発電量は晴れの日の1割に満たない日もあります。

しかしながら日射量の多さは、全国の平均並みです。
つまり、降るときはたくさん降って、日が差すときは差す、といった様子で、太陽光発電にとって不向きな土地柄というわけではありません。豊田市にある当社から、遠方ではありますが、紀勢自動車道の工事が進み、以前より短時間で移動できるようになりました。

施設の管理

遠方の太陽光発電の管理は故障や停電の時は対応が難しいですが、遠隔管理サービスを用いて毎日発電量の確認を行っています。
停電・故障の際は、現場近くの保安技師に対応いただいております。

安全・効率的な点検

30度もの急斜面なので、設置後に点検をすることも一苦労。
人の手で安全に点検するにはリスクもありコストもかかります。
ドローンを使って点検をすれば、これらの問題を解決出来ます。
フカデンのドローンを使用すれば、一度の充電で約10分以内に点検ができるのです。

平成27年4月に竣工式を行いました。

設備のある山の上から見える三木浦漁港の風景。

設置現場はもともと道路工事の際の土砂捨場。
植物も育たない遊休地でした。

施工中の様子。30度もの傾斜のある現場は、施工に工夫がいりました

急斜面に貼られたパネルのメンテナンスも、ドローンを使えば安全です。

上空から撮影し、効率的に太陽光パネルの点検が行えます。